オフィスエス・アイ・ビーへの道★その8 頼まれる日々

命令もされないのに、社内にあるソフトを使って、せっせと自分で書類雛型やらソフトを作ったりしていたのですが、それには理由がありました。

私は、「事務仕事は、効率よく行うものだ」という考えが、常々ありました。

事務仕事には、毎日あるいは毎月といった単位で発生する決まり切った仕事と、突発的に発生する仕事の2種類があります。そのうちの「決まり切った仕事」を、いかにして効率よく片づけるかということを考えることは、すごく大事なことだと思っていたのです。

この「決まり切った仕事」の部分を効率よく行えば、やたらと残業をする必要もなくなります。突発事態が発生しても対処できます。それにソフトや雛型にしておけば、私が休んでも誰かが対応できるという良さもあります。

誰が見てもわかるという状態にしておくことは、特に事務仕事に関しては大切です。

幸い私が勤務していたような小規模の会社では、こういうことを考えて実行に移すことは容易でした。むしろ、そういう考えを奨励してくれる雰囲気もありました。そのへんは、とてもありがたかったです。

そんなことを知人達に吹聴していたら、彼らからぽつぽつと「書類作って」とか「雛型を作って」と頼まれるようになりました。ぶつぶつ文句を言いながら、報酬につられて、家のパソコンでせっせと作ってました。

ちなみに報酬は、晩ご飯とかおやつとか・・・・(やはり、食べ物に弱い私)。

「こんなこと、なんで、会社の事務員さんに頼まへんの?」と聞いてみると、彼らから同じような答えが返ってくるのです。


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