オフィスエス・アイ・ビーへの道★その3 「一太郎」と「ATOK」

2度目の転職で入社したのは、ゼネコン業界の片隅にいる商社でした。この会社で、私は初めて「ワープロソフト」と呼ばれるものに出会いました。

その名は「一太郎」。

普段は総務のおねえさまが使っておられたのですが、彼女が休みの日に一度だけ書類作りの仕事が回ってきたことがありました。この時の仕事は、社長が殴り書きした手紙の下書きを清書することでした。

「いつも誠にお世話様になりまして、恐悦至極に存じます。衷心より御礼申し上げます・・・」

こんな馬鹿丁寧な文章が、便せん2枚くらいにわたって続いてました。

実はこの時、ワープロソフト使用初体験。そばにマニュアルもありませんでした。

社長の字はきっちゃないから読みにくいし、パソコンの画面は見にくいし、何回も何回も手紙の修正をさせられるし、へとへとになりました。

そして、制御機器販売商社へ3度目の転職をしました。この会社で8年半、お世話になりました。

私が入社した当時、この会社で使われていたワープロソフトが、「一太郎dash」。「一太郎」のLight版のようなソフトでした。

当時は、「ワープロソフト=一太郎」だった時代でした。そんなわけで、私はここで本格的に「一太郎」を勉強し、ATOKにも慣れ親しみました。VJE-βというのもあったんですけど、使わなかったですねえ。

やっと私が「一太郎dash」を使いこなせるようになった頃、世の中に「Windows」が登場したのです。


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